才能メッシ級? リバプール17歳の “極星” MFムシアロウスキがトップチームで初練習

リバプールのクロップ監督(ロイター)

イングランド・プレミアリーグのリバプールで〝極星〟と期待されるMFマテウス・ムシアロウスキ(17)がトップチームの練習に初参加した。

英紙「サン」は「〝極星〟のワンダーキッド、ムシアロウスキはユースレベルで133ゴールを挙げるポーランドのウィンガーだ。ユルゲン・クロップ監督(53)の前で、リバプールのトップチームでトレーニングする機会を得た」と報じた。

ムシアロウスキは技術とスピードを兼ね備えたドリブル突破が武器で、将来のスーパースター候補として大きな期待が寄せられている。現在はU―18チームでプレーしているが、その才能にほれ込んだクロップ監督が国際Aマッチデー期間を利用してトップチームへの練習に参加するよう指名したのだ。

そのプレースタイルから〝リバプールのメッシ〟の異名を取るムシアロウスキはクラブの公式ホームページ上で「私はスペースを見ると、ただゴールを求める。そのようなFWリオネル・メッシのゴールをたくさん見てきたので、私は彼のようになりたいと思っている」とスーパースターを目標にすると誓っている。

ムシアロウスキを巡ってはアーセナルが獲得を画策したが、リバプール側は生え抜きの至宝の流出を阻止。今後は近い将来のトップチーム昇格も検討されており、サウサンプトンに期限付き移籍中の日本代表MF南野拓実(26)にとっても強力なライバルとなりそうだ。

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