ジャイアンツ救援陣が前夜の雪辱 菊池6回10Kの力投

【ジャイアンツ6-3マリナーズ】@T-モバイル・パーク

開幕戦で8回以降に7点を失い、サヨナラ負けの原因となったジャイアンツ救援陣。しかし、開幕2戦目は先発ジョニー・クエイトのあとを受けて登板した3人のリリーバーが合計3回1/3を無安打無失点に抑える好投を見せ、チームの勝利に大きく貢献した。マリナーズ先発の菊池雄星は2本塁打を浴びて3点を失ったが、6回89球を投げて自己最多タイ10奪三振の力投。与四球1と制球にも安定感があったが、チームの勝利にはつながらなかった。

試合は序盤から動き、2回裏二死からジェイク・フレイリー、ルイス・トレンズの連続二塁打でマリナーズが先制。直後の3回表、バスター・ポージーの2試合連発となる2号ソロでジャイアンツが同点に追い付いたが、マリナーズは3回裏に一死2・3塁のチャンスを迎え、エバン・ホワイトの2点タイムリーで勝ち越しに成功した。ところが、6回表一死1塁から菊池がエバン・ロンゴリアに2号同点2ランを被弾。3対3の同点で終盤に突入した。

7回表、ジャイアンツはマリナーズ2番手のドリュー・ステッケンライダーから2つの四球などで二死1・3塁のチャンスを作り、ドノバン・ソラーノの2点タイムリー二塁打とロンゴリアのタイムリーで3点を勝ち越し。6回裏途中から登板していたワンディ・ペラルタが7回裏を三者凡退に抑えると、8回裏をタイラー・ロジャース、9回裏をジェイク・マギーが無失点に抑え、6対3で逃げ切った。ペラルタが1勝目(0敗)、マギーが1セーブ目を記録。ステッケンライダーが1敗目(0勝)を喫した。

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