長崎県スポーツ協会 非常勤職員に7人 競技力向上へ決意新た

競技力向上へ意気込むスポーツ専門員ら=県営ビッグNスタジアム第2会議室

 県スポーツ協会のスポーツ非常勤職員辞令交付式が1日、長崎市の県営ビッグNスタジアム第2会議室で行われ、競技団体の強化体制整備などを担う「トップアドバイザー」1人、主に選手として競技に励みながら指導する「スポーツ専門員」6人の計7人を配置した。
 スポーツ非常勤専門員は、2014年長崎がんばらんば国体に向けて09年度から県が採用。優れた競技技術や経験などを生かして、県の競技力向上に大きく貢献してきた。7人は同協会に所属しながら、競技力向上に向けた活動を続ける。
 式では、荒木健治理事長が一人一人に辞令を手渡した後、昨年、コロナ禍で鹿児島国体が延期されたことに触れて「今年の三重国体では2年分の思いをぶつけ、チーム長崎として競技力向上に取り組む。みなさんも経験豊かで卓越した競技力と指導力を存分に発揮して、本県選手の育成、強化に尽力してほしい」とあいさつした。
 前年度に続いて2期目となるボクシングの北浦龍馬は国体に向けて「優勝を狙う。少年も成年も、九州ブロック大会で他県の状況をチェックしながら各選手の出場する階級を見極め、1人でも多く本大会に出場させたい。競技の魅力向上にも取り組む」と意欲に満ちていた。

◆トップアドバイザー
・ボウリング 山下知且

◆スポーツ専門員
・ライフル射撃 田中智美
・アーチェリー 永峰沙織
・ボクシング 北浦龍馬
・ソフトボール 調和政、メーンズ・ジェーラン・秀吉
・重量挙げ 山口洋文

 


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