去就が注目されていたスペイン1部バルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(33)の契約延長が間近に迫っている。
バルセロナとの契約が今季限りで切れるメッシを巡っては、イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・シティーとフランス1部パリ・サンジェルマン(PSG)が獲得に乗り出していた。しかし本命視されていたマンチェスターCが撤退し、メッシの来季以降の残留の可能性が高まっている。
そうした中、スペインの移籍専門メディア「フィチャージェスネット」は「バルセロナの元スカウトでメッシとも親交が深いアンドレ・キュリーによると、メッシはジョアン・ラポルタ会長の申し出に耳を傾け(契約延長の)決定に向けて順調に進んでいる。メッシはバルセロナが彼の故郷であることを理解しており、別のチームに移るのは非常に困難だ」と契約延長の合意が目前に迫っていると報じた。
スペイン紙「アス」も「バルサは彼に生涯契約を提示しようとしている。彼らはメッシのブランドをバルサに永久にリンクさせたいと考えている」とバルセロナ側はメッシが引退するまでクラブに在籍することを前提とした契約内容を準備しているという。
そのうえで「彼らはすぐにお互いの顔を合わせる。プレーヤーとバルサの両方が、リーグ戦の終わるまでにそれを発表したいと考えている」と近日中に契約の細部を詰める交渉が行われ、シーズン終了までに正式発表する見込みとなった。
スーパースターはバルセロナで現役生活を全うすることになりそうだ。