「犯罪防止へ力尽くす」サイバー捜査員ら115人 長崎県警察学校入校式

入校生を代表し力強く宣誓する浜口巡査(手前)=長崎市、県警察学校

 長崎県警察学校(長崎市小江原5丁目、平田泰範校長)で5日、入校式があり、7年ぶりに採用されたサイバー犯罪捜査員ら計115人が警察官や一般職員として一歩を踏みだした。
 入校生は、サイバー犯罪捜査員の任用専科1人、初任科短期課程(大卒程度)59人、初任科長期課程(高卒程度)48人、一般職員7人。任用専科と短期課程は約6カ月、長期課程は約10カ月、一般職員は約4週間にわたり法律の知識などを学ぶ。
 寺崎栄一郎巡査(24)が代表で辞令を受け取り、浜口航巡査(28)が力強く宣誓。早川智之本部長が「誇りと使命感を胸に精進を重ね、大きく成長してほしい」と訓示した。
 サイバー犯罪捜査員の中村尚記巡査部長(32)は県内の民間企業で約8年間、システムエンジニアとして勤務。「培った知識を生かし、ネット犯罪を1件でも減らせるよう力を尽くしたい」と抱負を語った。

© 株式会社長崎新聞社