「それでも通常の運営を進めるのか?」韓国メディアがコロナ感染続出のJリーグを批判

J1では選手、関係者のコロナ感染が相次いでいる

韓国メディアが新型コロナウイルス感染者の相次ぐJリーグを批判した。

今季のJリーグでは3月上旬にG大阪でクラスターは発生したほか、直近でも浦和、C大阪、福岡で新型コロナの陽性判定者が相次いで出ている。

こうした状況に韓国メディア「スターニュース」は「日本のJリーグで新型コロナの感染者が続出している。それでもリーグは通常の運営を進めるのか?」と報道。感染が続く現状にかかわらずリーグ戦を継続しているJリーグの対応に疑問を呈した。

Jリーグではガイドラインに則って感染者が出た場合の対応を迅速に行い、感染拡大を防止するべく検査を徹底したうえで試合を開催している。感染例が続いているとはいえ、それだけでJリーグの運営を批判するのは少々乱暴と言える。

かねて韓国では日本の感染対策に懐疑的な世論が多く、25日に行われた日本代表と韓国代表による日韓戦を巡っても批判が相次いでいた。韓国紙「スポーツソウル」も日韓戦後に「Kリーグの防疫体制の優秀性が確認できた。防疫だけは韓国が日本よりもはるかに優れている」と誇っており、こうした世論の背景からJリーグの対応に対して批判的な報道が出ているのかもしれない。

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