競泳・日本選手権兼東京五輪代表選考会第4日(6日、東京アクアティクスセンター)、女子200メートル個人メドレーの決勝は、寺村美穂(26=セントラルスポーツ)が2分9秒55で制し、五輪派遣標準記録を突破。2大会連続の五輪代表に内定した。
この種目の日本記録保持者で本命と目されていた大橋悠依(25=イトマン東進)に先行されるも必死にくらいつき、最後は粘り勝って「すごくいいトレーニングをできて、自信を持ってこのレースに臨めたことが良かった」と笑顔で喜びを口にした。
レース後には「今年を集大成にしようと思っていた」と、今大会が競技人生最後になる可能性があったことを告白。全体9位で決勝を逃したリオ五輪後に「東京五輪で水泳人生は終わりにしようと思っていたので、これで(五輪に)行けないということになれば、終わりだと思った。そうならないように去年から今年にかけて頑張ってきた」と語った。リオで味わった悔しさは東京五輪で晴らす。