【競泳】池江璃花子の「4冠」に現実味 50mバタフライ決勝進出

視界良好の池江(10日、東京アクアティクスセンター)

競泳・日本選手権兼東京五輪代表選考会最終日(10日、東京アクアティクスセンター)、女子50メートルバタフライ予選は、白血病からの完全復活を目指す池江璃花子(20=ルネサンス)が26秒36で午後からの決勝に進出した。

予選4組に登場した池江は1着でフィニッシュ。タイムは全体2位だった。同種目は非五輪種目ながら、2月の東京都オープンで25秒77をマークし、復帰後初優勝を飾っている。大会前日の2日には「半バタ(50メートルバタフライ)では優勝を目指している」と話していた。

池江は今大会、100メートルバタフライと同自由形で優勝。この日は午後から50メートル自由形決勝も控えており、最大で「4冠」の可能性を残している。

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