ベルギー1部ゲンクの日本代表MF伊東純也(28)が11日、シントトロイデン戦で1アシストをマークし、かねて目標にしてきた10ゴール10アシストを達成。試合は4―0で勝利した。
欧州1部リーグ日本人最多となる17ゴールを決めているFW鈴木優磨(24)ら3人の日本人選手が先発した相手に、主戦場となる右サイドで躍動。前半21分、右からのクロスで今季10アシスト目を記録した。しかし後半序盤に股関節あたりを抑えて自ら交代を要求。同15分にピッチを後にした。
チーム主力の負傷交代に不安がよぎったが、幸い軽傷の模様だ。試合後のヨン・ファンデンブロム監督(54)は試合後の会見で「伊東の怪我はそれほどひどくないようだ。彼がすぐにフィールドに戻ることを期待している」とコメントした。
一方のシントトロイデン勢は、鈴木が前半にチームメートから譲られたPKを失敗。自身の記録を更新はならなかった。そのほか日本人選手ではMF橋岡大樹(21)とGKシュミット・ダニエル(29)はフル出場し、MF伊藤達哉(23)は後半16分からプレーした。