全日本プロレス春の祭典「チャンピオン・カーニバル」は11日の新潟大会で4試合が行われ、昨年覇者のゼウス(39)が3冠ヘビー級王者の諏訪魔(44)を破り開幕3連勝を決めた。
激闘の末、必殺のジャックハマーで諏訪魔に勝利で連覇へ好発進。9日の開幕戦が地元開催だったこともあり「大阪で開幕というのはすごくゲンがいい。(開幕戦の)大坂で宮原健斗、次の日名古屋で石川修司、次に新潟で諏訪魔。この3つがしょっぱなの山場になるのかなと」とロケットスタートを誓っていたが、まさに有言実行となった。
一方の諏訪魔は1勝2敗と再び負けが先行する苦しい状況になった。
また2勝1敗で石川修司とジェイク・リーが2位タイ。石川は青柳優馬を、ジェイクは土肥こうじに勝って星を伸ばした。なお前3冠王者の宮原健斗は芦野祥太郎にリーグ戦初勝利を献上し、ともに1勝2敗となった。