ネイマールがPSG残留明言 今後の焦点はメッシ、クリロナとの夢の3トップ結成

PSGに残留するネイマール(ロイター)

フランス1部パリ・サンジェルマン(PSG)のブラジル代表FWネイマール(29)が残留を明言し、今後は〝夢の3トップ〟の実現が焦点になりそうだ。

ネイマールを巡ってはスペイン1部バルセロナへの復帰も浮上して去就が注目されていたが、13日に行われた欧州チャンピオンズリーグ(CL)準々決勝のバイエルン・ミュンヘン(ドイツ)戦後に米スポーツ専門テレビ局「ESPN」にネイマール本人が残留を宣言。

「(PSGとの契約延長は)もはや問題ではない。僕はこのチームで快適だし、自分の家のようだ。そして以前よりずっと幸せだ」と初めて自らの口で明らかにした。

大黒柱のネイマールの残留が決定的になったことで、PSGは以前から狙っているバルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(33)の獲得に全力を注ぐことになる。

今季限りで契約が切れるメッシには、バルセロナ側が生涯契約を準備して残留が濃厚となっている。ただ、近年欧州の舞台で結果を出せていないバルセロナに見切りをつけて逆にCLでの躍進が続くPSGへ加入する可能性がくすぶり続けている。

最近もアルゼンチン代表の盟友であるPSGのMFアンヘル・ディマリア(33)がスペイン紙「アス」に「彼がチームメートになることは本当に素晴らしいことだ」と熱心に〝勧誘〟する様子が報じられている。

さらにドイツメディア「スポーツビルト」は、PSGがイタリア1部ユベントスのポルトガル代表FWクリスチアーノ・ロナウド(36)の獲得にも動いていると報じており、スーパースタートリオの実現なるか注目が集まりそうだ。

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