カージナルスが5本塁打の一発攻勢で大勝 勝率5割復帰

【カージナルス12-5ナショナルズ】@ナショナルズ・パーク

カージナルスは打線が5本塁打を含む12安打12得点と爆発し、ナショナルズに12対5で大勝。3連戦の初戦を制し、勝率5割復帰を果たした。前日はフィリーズのエース、アーロン・ノラの前に2安打完封負けを喫したカージナルスだったが、その鬱憤を晴らすかのように打線が爆発。5回までに大量11点の援護をもらったジャック・フラハティは6回6安打5失点(自責点2)ながら今季3勝目(0敗)をマークした。

ナショナルズの先発は今季2先発で防御率0.00のジョー・ロス。カージナルスも日本時間4月15日の対戦で6回4安打無得点に封じられていた。しかし、2回表にポール・デヨングの4号ソロで先制すると、3回表一死2塁からトミー・エドマンの2号2ラン、ポール・ゴールドシュミットの2号ソロと2者連続アーチが飛び出して4点をリード。4回表にはマット・カーペンターのタイムリーとフラハティのスクイズで2点を追加し、5回表にデヨングの5号グランドスラムとジャスティン・ウィリアムスの2号ソロでとどめを刺した。

デヨングは2本のアーチで5打点を叩き出す活躍。今季はここまで打率.189と調子が上がっていないものの、10安打中5本が本塁打となり、長打率.472、OPS.789を記録している。また、フラハティは球団史上最速で通算500奪三振を達成した。ナショナルズはロスが5回途中までに4本のアーチを浴び、8安打10失点と大誤算。今季初黒星(1勝)を喫し、防御率は0.00から5.87まで悪化した。

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