サウサンプトン・南野拓実、古巣復帰絶望で今夏移籍再燃か 英メディア報道

南野拓実

イングランド・プレミアリーグのサウサンプトンに所属する日本代表MF南野拓実(26)の古巣復帰の道は閉ざされてしまったようだ。

今年1月にリバプールからレンタル移籍でサウサンプトンに加入した南野は6試合出場にとどまっている。しかも3月末に日本代表としてカタールW杯アジア2次予選モンゴル戦を戦った後は5試合連続で出番なし。ここまで2得点を挙げているものの、森保ジャパン参戦を機に苦境に立たされている。

リバプール専門メディアの「アンフィールド・ウオッチ」は「リバプールのサポーターの中には、南野がサウサンプトンでのプレー時間が不足していることについて懸念している人が多くいる」と指摘。「プレー時間を得られなければ、リバプールでのキャリアも終わる可能性があると確信している」と報じた。

すでにサウサンプトンは南野を完全移籍で獲得する意思がないことを表明。来季はリバプールに復帰する予定だが、同メディアは「現実には、FWモハメド・サラー(28)、FWサディオ・マネ(29)、FWロベルト・フィルミノ(29)、FWディオゴ・ジョッタ(24)はすべての面で日本代表(南野)を上回っている」と報じ、古巣に居場所がないことを強調した。

実際、リバプールは攻撃陣の再強化に向けてドイツ1部ドルトムントのノルウェー代表FWエーリングブラウト・ハーランド(20)ら大物ストライカーの獲得を目指している。同メディアは「したがって南野はリバプールから離れることが賢明な選択肢だ」と報道するなど、今夏の再移籍は避けられないようだ。

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