ソフトバンクの武田翔太投手が29日の日本ハム戦(ペイペイ)で7回を4安打無四球無失点に抑える快投を見せた。
先発陣が試合をつくれない状況が続いていた。そんな中でチームの連敗を4で止める頼もしい投球だった。2勝目を挙げた右腕は「本当に最近、先発投手が長いイニングを投げられていない状態が続いていた。しっかり中継ぎの皆さんが休めるようにしたいですし、今日こそはと頑張って投げました」と笑みを浮かべた。
工藤監督も「素晴らしかったです。あれだけ下半身を使いながら腕が振れたのでカーブが有効だった」と大喜びだった。
ここ数年は不振に陥っているものの、2015、16年と2年連続で2桁勝利を挙げた実績の持ち主だ。
指揮官は「模範になってほしいですね。いい調整をして、いい投球ができたのは、今後につながるでしょうし、次投げるピッチャーは俺もとなってほしい」と期待を込めた。