広島が今季3度目の引き分け 佐々岡監督「打線がちょっとね」

湿りがちの打線に佐々岡監督も渋い表情

負けなかったが、勝つこともできなかった。広島は4日の巨人戦(マツダ)に1―1で引き分けた。先発・床田は7回1失点の好投を見せたが、打線が巨人先発の高橋を攻略できなかった。7回までわずか5安打で1得点は投手・床田の犠飛によって挙げた。

佐々岡監督は「床田が粘り強く、粘って粘ってくれていたので何とかというところで、やっぱり打線がちょっとね」と話した。チャンスこそ演出するが、得点圏で湿りがちな打線に指揮官は「ずっとあと1本が出ないというのが続いている中でなかなか破れない」と肩を落とした。

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