Wソックス・シース 3打数3安打、6回11Kの大活躍

【ホワイトソックス9-0レッズ】@グレートアメリカン・ボールパーク

ホワイトソックスは先発のディラン・シースが6回98球を投げて被安打1、奪三振11、与四球3、失点0と安定感抜群のピッチングを披露。打線も13安打9得点でシースを援護し、9対0でレッズに快勝した。ホワイトソックスの13安打のうち、3安打は先発のシースが放ったもの。シースはこの日の第1打席がメジャー初打席だったが、二塁打1本を含む3打席連続安打を記録し、ピッチングのみならずバッティングでもチームの勝利に貢献した。

4月は5先発で防御率2.96をマークし、メジャー3年目にして覚醒の予感を漂わせているシース。投げては6回1安打11奪三振無失点、打っては3打数3安打の活躍を見せたが、「10奪三振以上かつ被安打1以下かつ3安打以上」を記録した投手は1968年5月8日(現地時間)のキャットフィッシュ・ハンター以来53年ぶりメジャー史上2人目だった(ハンターはこの試合4打数3安打3打点の活躍で完全試合を達成している)。

ホワイトソックスは2回表にホゼ・アブレイユの6号ソロとティム・アンダーソンの2点タイムリーで3点を先制。その後も着実に加点してリードを広げ、好投を続けるシースを援護した。1番アンダーソンと4番アブレイユはともに2安打3打点を記録し、2番ニック・マドリガルと3番ヨアン・モンカダもタイムリー1本を含む2安打1打点。打線の上位4人がいずれもマルチ安打をマークしたが、どの打者よりも多くの安打を放ったのは3打数3安打のシースだった。

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