絶好調・スタントンが3安打4打点 ヤンキース5連勝

【アストロズ3-6ヤンキース】@ヤンキー・スタジアム

ヤンキースはここのところ絶好調のジャンカルロ・スタントンが先制の8号2ランに加えて2本のタイムリーを放ち、4打数3安打4打点の大活躍。一時はアストロズに逆転を許したものの、同点で迎えた8回裏にスタントンのタイムリーなどで3点を勝ち越して6対3で勝利した。ヤンキースはこれで5連勝。16勝14敗で貯金を今季最多の2とし、ア・リーグ東部地区首位のレッドソックスまで1.5ゲーム差に迫っている(ヤンキースは地区2位)。

スタントンは「失投に対して素晴らしい仕事をすることができている。投手が失投をして真ん中に投げてきたとき、僕はそれにダメージを与えることができているんだ」と好調の秘訣を語っている。この日は3回裏に先制の8号2ランを放つと、1点ビハインドの5回裏には同点のタイムリー二塁打。さらに8回裏には2点をリードした場面でダメ押しのタイムリーを放った。日本時間4月24日のインディアンス戦から11試合連続安打がスタートし、その期間中は打率.500、5本塁打と絶好調。打率は.158から.314へと急上昇した。

アーロン・ブーン監督は「彼は特別な人間であり、才能を持った人間だ。私はこれをこの数年間言い続けてきた。ようやく実力を発揮しているね」とスタントンの活躍に目を細める。今季の8本塁打はすでに過去2年間の合計(2019年3本塁打、2020年4本塁打)を超えた。強烈なスイングでボールを「破壊」し続ける2017年ナ・リーグMVPの大砲が本領を発揮し、ヤンキース打線を牽引している。

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