【カーリング】「世界と戦えたのは大きな経験」北海道銀行・吉村紗也香に悲観なし

吉村紗也香(C)JCA-IDE

カーリング女子の世界選手権(カナダ・カルガリー)で予選敗退に終わった日本代表の北海道銀行が9日、オンラインで会見を行った。

初戦のデンマーク戦に勝利し、順調なスタートを切った北海道銀行だが、5連敗を喫するなど、終始苦戦を強いられ、5勝8敗でまさかの11位。予選を突破した上位6チームに与えられる2022年北京五輪の国別出場枠の獲得とはならなかった。

スキップ・吉村紗也香(29)は「目標にしていた予選突破、五輪出場枠には届かなかった」と反省点を口にしつつ「このタイミングで世界と戦えたのは大きな経験になった。経験したものや課題をチームで共有して、また1からみんなで頑張りたい」と前を向いた。

今後は9月に予定されている代表決定戦で18年平昌五輪銅メダルのロコ・ソラーレを下し、世界最終予選(12月)を勝ち抜けば、北京五輪切符を手にすることができる。

サード・小野寺佳歩(29)は「よかった部分、改善点が明確になった。9月の代表選考会は短期決戦なので、しっかり準備をしたい」と気持ちを切り替えた。

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