広島の新助っ人投手・ネバラスカス 日本デビューは3回途中を3失点「悔しい気持ち」

指を気にするネバラスカス。3回途中で3点を失い降板(左はメヒア)

日本デビューはほろ苦いものとなった。広島の新助っ人、ドビーダス・ネバラスカス投手(28)が30日のロッテ戦(ZOZOマリン)に初登板初先発を果たしたが、2回2/3を被安打3、与四球5の3失点と乱調だった。

立ち上がりから安定感を欠いた。初回一死でマーティンに四球。初回は何とか無失点で切り抜けたが、2回一死で角中に四球を与えるなどして二死二塁のピンチを背負うと安田に適時二塁打、藤岡にも適時二塁打を浴びて2点を失った。

3回には先頭・中村奨、レアードに連続四球を与え、自らの暴投も絡んで無死二、三塁のピンチを招くと、角中の犠飛で3点目を失った。続くエチェバリアを一邪飛で二死三塁としたところで2番手の高橋樹との交代を告げられた。

ネバラスカスは「来日してやっと迎えた登板で、自分の投球ができなくて悔しい気持ちです」。佐々岡監督は「コロナで急きょ登板ということになったんだけど、やるべきことをやらないといけない」と厳しい表情。ネバラスカスの二軍行きが決まった。

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