一夜限りのイベントが3年振りに帰ってきた！「ミズシマ夕暮れガーデン」でソファに座って食を味わい、生演奏を楽しもう

水島で年に1回おこなわれていた、一夜限りのイベントが3年ぶりに帰ってきました。

公園内に置かれたソファに座り、カクテルや美味しいおつまみを食べながら生演奏に酔いしれる。

そんなディープなイベント「ミズシマ夕暮れガーデン」が新型コロナウイルス感染症流行前までは、毎年開催されていました。

主催者の願いから、3年振りに開催が実現したのです。

水島で熱き想いを持った人々が集結して作り上げたこのイベント。

どんな雰囲気か気になり、実際に足を運んでみました。

「ミズシマ夕暮れガーデン」とは

「ミズシマ夕暮れガーデン」は2022年10月8日に開催されました。

主催は水島商店街振興連盟です。

そのなかでも水島地域を盛り上げようと結成された、「水島盛り上げ隊」の人々が中心となって運営しています。

まずこだわっているのが出店店舗。ほとんどが水島の「老舗店舗」です。

▼出店店舗は、以下のとおり。

その他にも台湾フードのお店や唐揚げ、おでんなど、夜ごはんやテイクアウトにぴったりの18店舗が、会場の水島西常盤町第2公園内を囲むように立ち並んでいます。

夜のイベントだが開始は午後3時から

筆者は水島に住んでいますが、実はこのイベントには初参加。

子どもが小さいと夜に外出するのは難しいかなと思っていましたが、イベントは午後3時から開催ということで、早い時間に足を運んでみました。

車は、このイベントのために特別開放していた水島東常盤町第1公園に駐車。

会場の島西常盤町第2公園内は、運営スタッフが1週間前に草を刈っているので、地面は芝生でフカフカ。

長椅子やソファが公園の敷地内に間隔を空けて並べられ、ゆっくりくつろげそうです。

ステージでは、ライブのリハーサルをしていて、音合わせのようすが見られました。

ライブは、午後4時30分から岡山県内外からきた、さまざまな6組のアーティストたちが順番に出演します。

コロナ禍で最近はライブに行くことが減っていたので、生で歌や演奏を聴けるのはうれしいですね。

ステージ開始にはまだ時間があるので、どんな店舗が出店しているのか、さっそくお店巡りをしてみました。

ティーズクローバー(T’s CLOVER)

公園入口付近に出店していた「T’s CLOVER(ティーズクローバー)」に立ち寄りました。

イベントではよくみかける人気のお店。紅茶とスコーンの専門店です。

お店は水島にありますが、現在店舗は予約受け渡し販売のみとなっています。

紅茶の専門店なので、紅茶が入ったスコーンをおすすめされました。

そのほかにもフルーツが入ったものやナッツ類や野菜が練りこまれたものなど、種類も豊富で選ぶのに迷ってしまいます。

商品は単品売りで一つから購入可能。

冷凍してもおいしく食べられるそうで、家族や友人のおみやげにぴったりです。

筆者もゆっくりと好みのスコーンを選び、家族にお土産として買って帰りました。

カフェ＆ケーキ「ミルクラウン」

次に足を運んだのは、カフェ＆ケーキ「ミルクラウン」。

水島でケーキを販売しているお店です。

カフェも併設しているので、お店ではランチも食べられますが、イベントではめったに見かけません。

この日はクロワッサン・カヌレ・ケーキ・プリンなどを販売していました。

おすすめを聞いてみると、「洋ナシのタルト」とのこと。さっそく試食しました。

洋ナシがごろっと上に載っており、ボリューム満点。下の生地はサックサックで、口の中が幸せな気持ちになりました。

早い時間から続々とお客さんが買いに来ていたので、あっという間に売り切れそうです。

カクテルバー＆クラフトビールのお店

最後は、ミズシマ夕暮れガーデンの目玉といってもよいブース「カクテルバー＆クラフトビールのお店」に向かいました。

水島で有名なバー3店舗が共同で出店しているカクテルバーです。

バーテンダーさんがシャカシャカとその場で作るカクテルが、なんとワンコインの500円。

同じブース内にはクラフトビールのお店も並びます。

車で来ていたので飲めませんでしたが、ちょうどベルギー産のフルーツビールを飲んでいる人に感想を聞いてみました。

飲んでみたかったです。外でのむビールは解放感があって格別の美味しさでしょう。

おわりに

「水島は飲み屋街が多くて怖い」というイメージを持っているかたもいるかもしれません。

そんなイメージを払拭させようと、2016年から始まったのが「ミズシマ夕暮れガーデン」です。

実は、ウェルカムな人たちがいっぱいのやさしい街なのです。

そして、地元でばんばっているお店に出店してもらい、「こんないいお店もあったのか、また行こう」と次はそのお店に足を運んでもらう。

水島を応援する主催者の思いもたくさん詰まっています。

一夜限りのイベントなので、次回の開催は2022年予定です。

ぜひ足を運んでみてください。