アストロズ完封勝利 球団タイ記録のロード11連勝

【アストロズ1-0レイズ】@トロピカーナ・フィールド

アストロズは先発のランス・マカラーズJr.がレイズ打線を支配し、7回101球を投げて被安打3、奪三振7、与四球2、無失点の好投を披露。5回表のジェイク・マリズニックの7号ソロによる1点をマカラーズJr.からクリス・デベンスキー、ヘクター・ロンドンとつなぐ必勝リレーで守り抜き、球団タイ記録となるロード11連勝を達成した。8回裏にデベンスキーが無死一、三塁のピンチを背負ったものの、マット・ダフィーをショートライナーで併殺、続くジェイク・バウアーズをセカンドゴロに打ち取ってピンチを脱出。1対0で完封勝利を収め、連勝を3に伸ばすとともに、レイズ4連戦の初戦を制した。

直近21試合で18勝3敗と絶好調のアストロズは、この試合が今季8度目の完封勝利となった。A.J.ヒンチ監督は「今日マウンドに上がった投手はみんな本当に良いピッチングをしてくれた。特にランス(・マカラーズJr.)は素晴らしかった」とマカラーズJr.を筆頭とする投手陣の頑張りを絶賛。なかでもマカラーズJr.に対しては「順調にアウトを積み重ね、効率的で支配的なピッチングをしていた。ヒットは数本しか打たれなかったし、強い打球もほとんどなかった。自分自身をしっかりコントロールして、あらゆる球種を狙ったところへ投げていたね。素晴らしかったよ」と賛辞が止まらなかった。アストロズはここまで83試合を消化して55勝28敗。ワールドシリーズを制した昨季(101勝61敗)を上回るシーズン107勝ペースで白星を積み重ねている。

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