バウアー好投で8勝目 インディアンスが3連戦スイープ

【インディアンス3-2ロイヤルズ】@カウフマン・スタジアム

初回にマイケル・ブラントリーのタイムリー二塁打とエドウィン・エンカーナシオンの犠牲フライで2点を先制したインディアンスは、続く2回表にもグレッグ・アレンの犠牲フライで1点を追加。投げては先発のトレバー・バウアーが8回途中まで108球を投げて被安打7、奪三振8、与四球1、失点2の力投を見せ、3対2で接戦を制してロイヤルズ3連戦をスイープした。好投のバウアーは今季8勝目(6敗)をマークし、今季18セーブ目をマークしたコディ・アレンは球団の通算最多セーブ記録を更新。インディアンスは前カードからの連勝を4に伸ばし、貯金を今季最多の11とした。

インディアンスのテリー・フランコーナ監督はバウアーのピッチングについて「良いピッチングだったと思うよ。ロイヤルズ打線は何度かチャンスがあったけど、そのたびにバウアーがしっかり抑えていたね」と語り、粘り強く8回途中までを投げ抜いた力投を称えた。また、フランコーナが「あれは今日の試合において大きなプレイだった」と振り返ったのは、8回裏にロベルト・ペレスがウィット・メリーフィールドの三盗を阻止したシーン。「彼が三盗に成功していたら、我々は前進守備を敷かざるを得ない。好打者に対してヒットゾーンを広げてしまうんだ。本当に良いプレイだったよ」とフランコーナは勝負どころで見事に盗塁を阻止したペレスを絶賛していた。

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