レイズが先発全員安打 14安打10得点で打ち合いを制す

【エンゼルス6-10レイズ】@トロピカーナ・フィールド

レイズは3対1と2点リードで迎えた4回裏に打線が爆発。マイケル・ペレスのタイムリー二塁打やマット・ダフィー、C.J.クロン、カルロス・ゴメスのタイムリーなど、打者12人を送り込む猛攻で一挙7点を奪い、試合の行方を決定付けた。その後、エンゼルス打線の反撃に遭い、最終的には4点差まで追い上げられたものの、ディエゴ・カスティーヨ、ホゼ・アルバラード、セルジオ・ロモの3投手が各1イニングを無失点に抑えて逃げ切り。打ち合いを制し、再び貯金生活に突入した。

2回裏に8号先制ソロを放ったジェイク・バウアーズは「今日は充実した打席が多かったね。打線がしっかり機能してたくさんの点を取ることができたよ」と試合を振り返った。1番から9番までスタメン全員がヒットを放ち、2番のダフィーと9番のマレックス・スミスは3安打の活躍。打点も1番から7番まで7人の選手が記録した。先発のライン・スタネックのあとを継いで2回からマウンドに上がったライアン・ヤーブローは6失点を喫したものの、打線の援護に守られてメジャー1年目で2ケタ勝利(10勝5敗)を達成。エンゼルスは先発のタイラー・スキャッグスの10失点が大きく響き、マイク・トラウトの30号ソロも空砲となってしまった。

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