ケインが見事な本塁打キャッチ チームは首位タイ浮上

【ブリュワーズ1-0ドジャース】@ドジャー・スタジアム

ブリュワーズは3回表に先制タイムリー二塁打を放ったロレンゾ・ケインが7回裏に同点本塁打かと思われたコディ・ベリンジャーの大飛球をフェンス際で見事にジャンピングキャッチ。好守でチームの危機を救い、1対0の完封勝利へと導いた。ブリュワーズ先発のウェイド・マイリーはケインの本塁打キャッチにも助けられて7回2安打無失点という素晴らしいピッチングを見せ、8回を先日加入したばかりのホアキム・ソリア、9回をジェレミー・ジェフレスが抑えて完封リレーが完成。ドジャースは先発のウォーカー・ビューラーが7回5安打1失点の好投を見せたものの、打線がブリュワーズ投手陣の前に沈黙し、3連敗で地区首位から陥落した。

ケインの攻守にわたる活躍でブリュワーズがカブスと並んで地区首位タイに浮上した。ケインは「あのプレイができたことについて自分のことを誇りに思うよ」と語り、本塁打キャッチに大喜び。ケインの好守に助けられたマイリーは「投げようと思ったところとは違うところへ行ってしまった。捕ってくれると信じてケインを見ていたけど、本当に捕ってくれたんだ」とケインへの感謝を口にした。ブリュワーズのクレイグ・カウンセル監督は「ウェイド(・マイリー)が素晴らしいピッチングをしてくれた。本当に素晴らしかったよ。ケインは少しその手助けをしただけさ」と語り、7回無失点の好投を見せたマイリーを絶賛。同点弾を奪われたベリンジャーは「クソ野郎!って感じだったよ」と悔しそうに自身の打席を振り返った。

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