ファイアーズ負傷降板も救援陣が奮闘 タイガース勝利

【レッズ4-7タイガース】@コメリカ・パーク

タイガースは先発のマイク・ファイアーズが左足に打球を受け、2回限りで降板するアクシデントがあったものの、2番手のドリュー・バーヘイゲンが3イニングを無失点に抑えるなど、リリーフ陣が奮闘。4番手のアレックス・ウィルソンは打者5人に5連打を浴びて1つもアウトを取れなかったが、その他の5人のリリーバーが自身の役割をしっかり果たし、7対4で逃げ切った。2回裏にホゼ・イグレシアスのタイムリー二塁打で2点を先制したタイガースは、4回裏にジム・アドゥシの2号ソロで1点、6回裏にはイグレシアスのタイムリーなどで3点を追加。2点リードで迎えた8回裏にはジャコビー・ジョーンズがダメ押しのタイムリーを放ち、レッズに一度も主導権を渡さなかった。

タイガースのロン・ガーデンハイアー監督はピッチャー返しの打球を受けたファイアーズについて「あのイニングはなんとか投げ切ってくれたけど、あまり状態が良さそうじゃなかったから継投に入ることにしたんだ」と降板の理由を説明。今季2勝目(2敗)をマークしたバーヘイゲンについては「とても良いボールを投げていた。複数のイニングを担ってくれて助かったよ」と語り、3回無失点の好投を称えた。3番手のダニエル・スタンプ、5番手のルイス・コールマン、6番手のジョー・ヒメネス、7番手のシェーン・グリーンもそれぞれ1イニングを無失点。まさにファイアーズ早期降板の危機をチーム一丸となって乗り越えた勝利となった。

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