ホワイトソックス・ジオリトが力投で今季8勝目をマーク

【ホワイトソックス6-3タイガース】@コメリカ・パーク

ホワイトソックス先発のルーカス・ジオリトは3点を先制してもらった直後の1回裏に4本のヒットを浴びて同点に追い付かれてしまったものの、その後は立ち直り、6回99球3失点の力投。6回裏無死満塁の大ピンチではジェームス・マッキャンをライトフライ、マイク・ガーバーを空振り三振、ビクトル・レイエスをサードフライに打ち取り、タイガースに得点を許さなかった。ホワイトソックスは3対3の同点で迎えた2回表にライアン・ラマーのメジャー初本塁打となる1号ソロで勝ち越しに成功し、5回表にはホゼ・アブレイユの2点タイムリー二塁打で貴重な追加点。力投したジオリトは今季8勝目(9敗)をマークした。

ホワイトソックスはジオリトが力投し、連敗を3でストップさせた。初回に3点を失ったあとは安定したピッチングを続けていたジオリトだが、6回裏はニコ・グッドラムとビクトル・マルティネスに連打を許し、ジム・アドゥシに四球を与えてあっという間に無死満塁。同点どころか逆転を許す可能性すらある場面だったが、気迫あふれるピッチングで犠牲フライすら許さず、無失点で大ピンチを切り抜けた。好不調の波が大きい点は今後の課題だが、先発投手としての役割を果たす登板が増えてきていることは事実。期待の若手右腕は着実に成長を続けている。

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