G.アレンが好守でチームを救う インディアンス3連勝

【インディアンス6-3レッドソックス】@フェンウェイ・パーク

前日の試合で決勝弾を放ち、チームの勝利に大きく貢献した25歳の中堅手が、今度は好守でチームを救い、チームを3連勝に導いた。先発のシェーン・ビーバーが3連打を浴びて1点を返され、さらに無死二、三塁のピンチを背負った7回裏。ミッチ・モアランドがビーバーの速球を捉えた打球は中堅手のグレッグ・アレンの後方を襲ったが、G.アレンはこの打球を肩越しにスライディングキャッチで好捕。抜ければ2点タイムリー二塁打間違いなしという打球を犠牲フライにとどめ、大量失点を未然に防いだ。インディアンスはこの回のレッドソックスの反撃を3点に抑え、8回表に1点を追加して6対3で勝利。メジャー最高勝率を誇るレッドソックスに連勝し、貯金を今季最多の21とした。

インディアンスは4回表にヤン・ゴームスとG.アレンのタイムリーで2点を先制し、6回表にはメルキー・カブレラの3試合連発となる6号ソロなどで2点を追加。7回表にはヨンダー・アロンゾの犠牲フライ、8回表にはゴームスの12号ソロでそれぞれ1点を追加し、危なげのない試合運びで勝利を収めた。外野手に故障者が続出するなか、25歳のG.アレンが日々存在感を増しており、8月に入って打率.375(40打数15安打)と絶好調。14試合連続安打は今季のメジャー新人最長記録となっている。また、同じく新人のビーバーは7回裏に捕まったものの、7回途中まで82球を投げて被安打5、奪三振5、無四球、失点3という安定したピッチングで今季7勝目(2敗)をマークした。

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