レッドソックス逆転勝利 両リーグ唯一の「4連敗なし」

【インディアンス4-10レッドソックス】@フェンウェイ・パーク

3連敗中のレッドソックスは、1点ビハインドの4回裏にザンダー・ボガーツの18号ソロで同点とし、ブレイク・スワイハートの勝ち越しタイムリー、アンドリュー・ベニンテンディの走者一掃の3点タイムリー二塁打で一挙5得点のビッグイニングが完成。その後もミッチ・モアランドの15号2ラン、ボガーツの19号ソロなどで得点を重ね、10対4で勝利を収めた。この勝利によりレッドソックスはインディアンス3連戦の被スイープを回避しただけでなく、今季初の4連敗も回避。今季、メジャー30球団で唯一「4連敗なし」を継続しているチームとなっている。

レッドソックスのアレックス・コーラ監督は「良い攻撃だったね。初球から積極的に打ちにいくことができた」と14安打10得点の猛攻を見せた打線を称えた。特に指揮官が称賛したのは同点弾を含む2本塁打を放ったボガーツで、「ザンダー(・ボガーツ)は1本目を左中間、2本目を逆方向へ打っていた。良いバッティングだったよ」とコメント。「今週は苦しい戦いが続いていたけど、ようやく自分たちの野球ができた気がするよ」と安堵の表情を見せた。一方、メジャー最高勝率を誇るレッドソックスを相手に3連戦スイープを狙ったインディアンスは、先発のカルロス・カラスコが4回途中6失点(自責点5)と大誤算。打線も戦列復帰を果たしたエドウィン・エンカーナシオンの2ラン2本で4点を奪っただけだった。

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