インディアンス・カラスコが8回途中無失点で今季16勝目

【ツインズ1-8インディアンス】@プログレッシブ・フィールド

インディアンスは先発のカルロス・カラスコがツインズ打線に全く付け入る隙を与えず、8回途中まで104球を投げて被安打4、奪三振11、与四球2、無失点という素晴らしいピッチングを披露。打線は3回裏にホゼ・ラミレスの犠牲フライとエドウィン・エンカーナシオンのタイムリーで2点を先制し、3点リードの6回裏にはラミレスのタイムリー二塁打などで4点を追加してカラスコを援護した。9回表に3番手のダン・オテロがジェイク・ケイブに7号ソロを浴びて完封勝利こそ逃したものの、投打が噛み合ったインディアンスは8対1で快勝して2連勝。好投したカラスコは今季16勝目(7敗)をマークした。

同僚のコリー・クルーバー(16勝7敗)、レイズのブレイク・スネル(16勝5敗)と並ぶリーグ2位タイの16勝目をマークしたカラスコについて、ツインズのポール・モリター監督は「彼は良いピッチングをした。速球には球威があったし、スライダーとチェンジアップのコンビネーションも我々にとってタフだった。ほとんどチャンスがなかったよ」と語り、もはや「お手上げ」の状態。ツインズがカラスコを相手に走者を得点圏に進めたのは二死一、二塁のチャンスを作った3回表だけだった。首位インディアンスと2位ツインズのゲーム差は14に拡大。インディアンスの地区3連覇はもはや時間の問題だ。

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