アスレチックスが9回に勝ち越し 首位攻防第2戦を制す

【アスレチックス4-3アストロズ】@ミニッツメイド・パーク

アスレチックスとアストロズによるア・リーグ西部地区首位攻防3連戦の第2ラウンドは、3対3の同点で迎えた9回表にアスレチックスがニック・マルティーニのタイムリー二塁打で勝ち越しに成功。その裏をクローザーのブレイク・トライネンが三者凡退に抑え、初戦を落としたアスレチックスが第2戦を制した。アストロズ先発のチャーリー・モートンは3回表にマット・オルソンに24号逆転3ランを浴び、5回途中3失点で降板。アスレチックス先発のエドウィン・ジャクソンも勝利投手の権利を目前とした5回裏二死からアレックス・ブレグマンに同点タイムリー二塁打を浴び、5イニングを投げ切ることができなかった。

9回表のアスレチックスはアストロズ5番手のロベルト・オスーナを攻め、一死からラモン・ラウレアーノが四球、ジョナサン・ルクロイがヒットで出塁して一死一、二塁のチャンス。ここでマルティーニが初球を右中間へ弾き返し、この打球がエンタイトル二塁打となって二塁からラウレアーノが生還した。先発のジャクソンは「僕たちにとって大きな勝利だよ。今日の試合で勝利が必要であることは隠す必要のない事実だった」と勝利に大喜び。ボブ・メルビン監督は「彼は大きな一打を打ってくれた。甘く入ったボールを逃さなかったね」と決勝打を放ったマルティーニの勝負強さを称えていた。

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