アーチャーが移籍後最高の投球 パイレーツ接戦制す

【ロイヤルズ1-2パイレーツ】@PNCパーク

パイレーツは加入後不甲斐ないピッチングが続いていた先発のクリス・アーチャーが1点リードの3回表にアダルベルト・モンデシーに10号同点ソロを浴びたものの、移籍後最長となる7イニングを投げ、被安打6、奪三振8、与四球1、失点1の好投。打線はコリン・モランの犠牲フライで先制点を奪ったあと、1対1の同点で迎えた5回裏にアダム・フレイジャーの9号ソロで勝ち越しに成功し、これが決勝点となった。2試合連続サヨナラ勝ちに続いて1点差の接戦を制したパイレーツはロイヤルズ3連戦をスイープして5連勝。一方、敗れたロイヤルズは今季100敗目を喫した。

先日、パイレーツのニール・ハンティントンGMはアーチャーについて「彼が現時点で結果に満足していないことは知っている。でも、我々は今でも彼が優秀なメジャーリーグの投手であると信じているし、今後数年間にわたって活躍してくれることを期待している」とコメント。アーチャーは移籍後最高のピッチングでハンティントンの期待に応えてみせた。クリント・ハードル監督も「私は彼がこのチームにいてくれてとても嬉しいんだ」とアーチャーに信頼を寄せる。「(若手が主体の)先発ローテーションにはまだまだ成長の余地がある。彼はその中心的存在となってくれるだろう」とハンティントン同様にアーチャーへの期待を口にした。

© MLB Advanced Media, LP.