【NLDS】ブリュワーズサヨナラ勝利 ムスターカス価値ある一打

【ロッキーズ2-3xブリュワーズ (延長10回)】@ミラー・パーク

日本時間10月5日からナ・リーグの地区シリーズが始まった。先陣をきったのはロッキーズとブリュワーズ。ホームのブリュワーズはリーグ優勝の原動力となったクリスチャン・イエリッチが先制2ランを放つとこの点差を守り切って試合は後半へ。そのまま勝利かと思われたがロッキーズが意地をみせて同点とされるも延長10回に試合が決まった。

ロッキーズは自身、ポストシーズン初登板となったアントニオ・センザテラ、対するブリュワーズは先発・中継ぎのスイングマンで活躍したブランドン・ウッドラフを立てた。序盤2回までは両軍共に無得点だったが、3回のブリュワーズの攻撃では1死一塁の場面からイエリッチが初球のチェンジアップをバックスクリーンに叩き込みこれが先制2ランとなった。被弾したセンザテラはその後は立ち直り5回2失点で降板した。

先制したブリュワーズはウッドラフを3回で降板させ、投手陣は継投策で逃げ切りを狙った。しかし9回、5番手のジェフリー・ジェフレスが無死一・二塁のピンチを招くとチャーリー・ブラックモンに2点適時打を浴びて試合は2-2の振り出しとなり延長に突入した。その後迎えた延長10回、ブリュワーズは2死一・三塁のチャンスをつくると打席を迎えたマイク・ムスターカスがアダム・オッタビーノからライトへ適時打を放ち、これがサヨナラ打となった。地の利を活かし、大事な初戦をモノにした。

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