【ラ・リーガ】ほろ苦いデビューとなったモラタ 疑惑のシーンではVAR使用されず

今冬の移籍市場でチェルシーからアトレティコ・マドリードにローンで加入したスペイン代表FWアルバロ・モラタ。レアル・ベティス戦でデビューを果たしたものの、早速ラ・リーガの洗礼を受けたようだ。

【プレミアリーグ】モラタのアトレティコ加入が決定!18ヶ月のローン移籍

冬の移籍マーケット締め切りが迫っていた昨月下旬、モラタは念願だったスペインへの復帰を果たし、加入して初めのゲームとなったベティス戦ではいきなり先発出場となった。初ゴールが期待されたモラタだったが得点を挙げることはできず、0-1で敗戦しアトレティコは今季リーグ2敗目を喫した。ほろ苦いデビューとなったモラタは、55分にペナルティエリア内でベティスのモロッコ代表DFズハイル・フェダルに倒されるものの、笛が鳴らなかったどころかVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)すら使用されなかった。疑惑の判定についてラ・リーガの元審判イトゥラルデ・ゴンサレス氏は「あれはPKだ。なぜなら足を引っかけた後ボールに触れているからだ。しかし、VARの介入による判断はされなかったね」とコメントしている。

【ラ・リーガ】破天荒すぎるD・コスタ…チームメイトの私服に消火器をぶっかける

アトレティコの悲劇はさらに続き、モラタのプレーから約10分後の63分。今度はアトレティコのブラジル代表DFフィリペ・ルイスが自陣のペナルティエリア内でハンドを犯したとしPKの判定に。このジャッジについてゴンサレス氏は「これも明らかにPKだね。彼がどうして手を上げてしまったのか分からないよ」と言及している。

ほろ苦いデビューとなったモラタ

© 株式会社SPOTV JAPAN