追加緊急経済対策 補正予算案を可決 佐世保市議会

 佐世保市議会は15日、臨時会を開き、新型コロナウイルスの追加緊急経済対策費を盛り込んだ総額約21億7千万円の本年度一般会計補正予算案など12議案を可決、承認した。
 経済対策は、経営が悪化している中小事業者らに一律20万円を給付するほか、飲食店や宿泊施設の利用を促進する費用など。
 朝長則男市長は、本県の緊急事態宣言が解除されたことを受け、市が管理する施設の利用を順次再開すると報告。市民に感染症対策の徹底や市外への移動自粛を求めた上で「市内での買い物や飲食、イベントへの参加など日常的な経済活動の段階的な再開に取り組んでもらいたい」と述べた。

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