二冠王・オズーナに10球団前後が興味 争奪戦さらに激化も

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今季ナショナル・リーグ最多の18本塁打&56打点をマークして二冠王に輝いたマーセル・オズーナをめぐって熾烈な争奪戦が繰り広げられそうだ。「MLBネットワーク」のジョン・ヘイマンによると、現時点ですでに10球団前後がオズーナの獲得に興味を示しているという。クオリファイング・オファーの対象外であることも大きな魅力となっており、来季もナ・リーグで指名打者制が採用されることが決定すれば、オズーナ争奪戦に加わるチームはさらに増加すると見られている。

オズーナは昨オフ、カージナルスからのクオリファイング・オファーを拒否してフリーエージェント市場で複数年契約を目指したものの、自身の希望に見合うオファーを得られず、妥協する形でブレーブスと年俸1800万ドルの1年契約を結んだ。すると、今季は全60試合に出場して打率.338、18本塁打、56打点、OPS1.067の大活躍。フリーエージェント市場で大きな注目を集める存在となっている。

オズーナは今季、指名打者として39試合、左翼手として19試合、右翼手として2試合にスタメン出場したが、ナ・リーグで来季も指名打者制が採用されることが決定していない段階で10球団前後が獲得に興味を示しており、指名打者制の動向次第では、オズーナをめぐる市場はさらに拡大することが予想される。獲得の際にドラフト指名権を手放す必要がないという大きなメリットもあり、今オフ最大の人気銘柄となっても決して不思議ではない。

ブレーブスは、オズーナが今季のナ・リーグMVPに輝いたフレディ・フリーマンの援護砲として見事に機能したことを高く評価し、再契約を目指していることが報じられている。外野手の攻撃力アップが課題となっているカージナルスやジョージ・スプリンガーの流出が濃厚なアストロズ、さらなる戦力アップを目指すホワイトソックスなどもオズーナを獲得する球団の候補に挙げられており、熾烈な争奪戦が繰り広げられるのは間違いなさそうだ。