新潟県三条市と見附市で新たな新型コロナウイルス感染患者計3人を確認

新潟県健康対策課の中山均課長(写真左)

新潟県は15日15時、三条市と見附市で県内412例目から414例目となる新型コロナウイルス感染症患者計3人が確認されたと発表した。

412例目は三条市在住でパート職員の20歳代女性。6日に鼻水、鼻閉、発熱の症状があった。既存の感染者との接触があったことと症状があったことから、12日に医療機関を受診し検体を採取。14日にPCR検査の結果陽性が判明した。現在は鼻水の症状がある。行動歴は、4日まで出勤していた。

413例目は412例目と同じ職場で、同じく三条市在住、自営業の30歳代男性。6日から嗅覚異常の症状があった。413例目と同様、既存の感染者との接触があったことを自覚し12日に医療機関を受診して検体を採取。14日に陽性が判明した。現在は嗅覚異常の症状がある。行動歴は、10日まで出勤していた。

414例目は見附市在住で福祉施設職員の30歳代女性。7日まから12日まで咽頭痛、12日以降は鼻汁の症状があった。14日に医療機関を受診し検体を採取、PCR検査の結果陽性が判明した。現在は嗅覚異常の症状があり入院済み。5日、7日、10日に出勤していた。

3人ともに接触者・濃厚接触者は現在調査中である。

県は現在、警報の発令について専門家と検討を進めているという。

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