新幹線開業に向け 諫早市の魅力PR ロゴマーク案 人気投票実施

左からA案「KUSARI」、B案「CUPID」、C案「WAKUWAKU」

 2022年秋の九州新幹線長崎ルート暫定開業に向けて、長崎県諫早市は市の魅力をPRするロゴマーク候補3案を公開し、今月22日まで人気投票を実施している。3案は、キャッチコピーの「いさはやとLINK(つながる) いさはやをLIKE(ライク=好き)」を生かし、導入予定の車両外装と同じ白と赤を基調にしている。
 3案は、諫早商工会議所青年部や大学生らによる市新幹線気運醸成企画実施事業実行委が考案した。
 A案「KUSARI(クサリ)」は、三つの鎖がつながり、「長崎」の頭文字「N」を表現。B案「CUPID(キューピッド)」は、ハート形の二つのアーチが同市の国重要文化財「眼鏡橋」をイメージ。C案「WAKUWAKU(ワクワク)」は同市の特徴である観光、工業、自然、特産物を柔らかなタッチのイラストで描いた。
 市役所や各支所、諫早駅観光PRコーナーに投票箱を設置しているほか、郵送やファクス、市の公式LINE(ライン)で応募を受け付けている。投票結果は3月中旬に予定している新幹線関連イベントで発表し、商品開発などに活用する。市企画政策課(電0957.22.1500)。

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