【カーリング】ロコ・ソラーレの藤沢が決勝へ決意表明「ショットをパーフェクトに近いものに」

決勝に進出した藤沢五月らロコ・ソラーレ(C)JCA IDE

カーリングの日本選手権6日目(13日、北海道・稚内市みどりスポーツパーク)、女子プレーオフが行われ、平昌五輪で銅メダルを獲得したロコ・ソラーレ(LS)が北海道銀行を9―4で下し、決勝進出を決めた。

第2エンド(E)時点で1―2とリードを許す展開だったが、第3Eにスキップの藤沢五月(29)が最終投で一気に3点を奪取し、逆転に成功。「しっかり相手にプレッシャーをかけて、私のラストショットでダブル出来ればと思っていて、最後に夕湖(鈴木=29)のスイープで石を上手く出せるところまで持ってきてくれた」(藤沢)とチームプレーで流れを引き寄せた。

その後、一旦は同点に追いつかれるも、第7~9Eで相手を突き放して、相手をギブアップさせた。藤沢は「北海道銀行さんがプレッシャーをかけてきた中でも、しっかり我慢して戦えたのがよかった」と手応えを口にした。

ここまで1次リーグから7戦無敗と好調のLS。今大会で連覇を達成すれば、日本が北京五輪の出場枠を獲得した場合、日本代表に決まる。藤沢は「必ずいい試合になることは分かっている。自分たちのプレーをすること。あとはしっかりコミュニケーションを取って、ショットをパーフェクトに近いものにしていくことが1番大事だと思う」と力強く決意した。

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