左足内転筋負傷のネイマール CLの3・11バルセロナ戦第2戦で復帰も

ネイマール

フランス1部パリ・サンジェルマンのブラジル代表FWネイマール(29)が、次の古巣戦に間に合う可能性が出てきた。

バルセロナ(スペイン)との欧州チャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦第1戦(16日)は負傷で欠場したが、フランス紙「ル・パリジャン」が来月11日の同第2戦に出場できる見通しを伝えた。ただ16日は4―1で大勝しており、再発のリスクを避けるため、むやみに復帰を急がないという。

ネイマールは1―0で勝利したフランスカップ9回戦(10日=日本時間11日)の2部カーン戦で負傷。クラブ公式ホームページは「左足内転筋の負傷が確認された。臨床検査と画像検査の分析では約4週間の離脱が予想される」と発表しており、CLのバルセロナ戦2試合の出場は厳しいとされていた。

また同紙によると、同じく16日のバルセロナ戦を負傷で欠場したアルゼンチン代表MFアンヘル・ディマリア(32)が、27日のディジョン戦から復帰するという。となれば、来月11日のバルセロナ戦は確実に出場できる。

2人の復帰はバルセロナにとって頭の痛い話。ホームで1―4で完敗し、勝ち上がりには奇跡的な勝利が必要なだけに、状況は、さらに厳しくなったようだ。

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