新型コロナ”第4波”へ備え 県対策本部

 県は25日、県新型コロナウイルス感染症対策本部会議を県庁で開き、県内の第3波を検証し、感染力が高いとされる変異株への対応を含めた第4波への備えなどを確認した。昨年11月中旬に始まった第3波では、基礎疾患のある高齢者21人が死亡し、高齢者施設でのクラスター(感染者集団)が続発。これらの分析結果から、県は今後、高齢者施設などで感染者が確認された場合、発生施設以外の関連施設でも無症状者を含めた検査を幅広く実施していく方針を決めた。

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