【WWE】2020年度殿堂式典はデイビーボーイ・スミスの息子が本物のブルドックと登場

2020年度表彰ではスミスの息子(中央)と家族がブルドックを連れて登壇(2021 WWE, Inc. All Rights Reserved.)

【フロリダ州セントピーターズバーグ6日(日本時間7日)発】WWEの2021年度と2020年度の名誉殿堂「WWEホール・オブ・フェイム」式典が配信され、歴史を築いたレジェンドたちが表彰を受けた。

まず新型コロナウイルス感染拡大のため、式典が中止となった2020年度の殿堂入りメンバーが登場。解説者の〝南部の帝王〟ことジェリー・ローラー(71)が司会を務め、一番手は元WWE王者で独独のヒール像を築き上げて人気を集めたJBL(53)が壇上に上がり「スタン・ハンセンを尊敬していた。皆さんに心から感謝しています」と語った。

続いてダイナマイト・キッドとの「ブリティッシュ・ブルドッグス」で一時代を築いたデイビーボーイ・スミス(享年39)が表彰され、息子のハリー・スミス(35=デイビーボーイ・スミスJr)が本物のブルドックを連れて登壇。「1992年の英国の『サマースラム』で父がブレット・ハートからインターコンチネンタル王座を奪った試合は忘れられない。偉大な父をたたえてくれた。すべてのユニバース(ファン)に感謝します」と語り、最後は日本語で「ありがとう」と締めくくった。

その後は映像や壇上で獣神サンダー・ライガー、ベラ・ツインズ(ブリ―&ベラ=37)、俳優のウィリアム・シャトナー(90)、タイタス・オニール(43=ウォーリアー・アワード)が登壇や映像で受賞のスピーチを行い、最後に登壇したnWoの〝超人〟ことハルク・ホーガン(67)がメンバーらと「トゥー・スイート」のポーズで2020年度の殿堂式典を締めくくった。

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