気象庁は6日(木)、4月の天候のまとめを発表した。高気圧に覆われたことや南西からの暖気の影響で、3月ほどではなかったものの、気温は全国的に平年より高かった。北日本の降水量はかなり多く、沖縄・奄美の降水量はかなり少なかった。
北日本で降水量多く
北日本は発達しながら通過した低気圧の影響を受け、降水量がかなり多くなった。雄武(北海道)で、月降水量の多い方から1位タイの値を記録した。一方、沖縄・奄美では湿った気流の影響を受けにくく、降水量がかなり少なくなった。
晴天多かった
高気圧に覆われる日が多かったため、北日本太平洋側、東日本、西日本日本海側では日照時間がかなり多く、北日本日本海側、西日本太平洋側で多くなった。湿った気流の影響を受けにくかった沖縄・奄美でも、日照時間が多くなった。
<月間日照時間 多い方から1位を更新した地点>
水戸 242.3時間 平年比137%
今後の天候
向こう1か月は暖かい空気に覆われやすく、東・西日本、沖縄・奄美の気温は高い見込み。特に東・西日本は、期間の前半は気温がかなり高くなりそうだ。本州付近は低気圧や前線の影響を受けやすいため、向こう1か月の降水量は西日本で多く、東日本で平年並みか多い見込み。