気温高く晴れた日多かった 北日本は降水量かなり多い 4月の天候まとめ

4月の天候(平年比・差)

 気象庁は6日(木)、4月の天候のまとめを発表した。高気圧に覆われたことや南西からの暖気の影響で、3月ほどではなかったものの、気温は全国的に平年より高かった。北日本の降水量はかなり多く、沖縄・奄美の降水量はかなり少なかった。

北日本で降水量多く

4月18日(日)正午と30日(金)正午の実況天気図

 北日本は発達しながら通過した低気圧の影響を受け、降水量がかなり多くなった。雄武(北海道)で、月降水量の多い方から1位タイの値を記録した。一方、沖縄・奄美では湿った気流の影響を受けにくく、降水量がかなり少なくなった。

晴天多かった

 高気圧に覆われる日が多かったため、北日本太平洋側、東日本、西日本日本海側では日照時間がかなり多く、北日本日本海側、西日本太平洋側で多くなった。湿った気流の影響を受けにくかった沖縄・奄美でも、日照時間が多くなった。

<月間日照時間 多い方から1位を更新した地点>

 水戸 242.3時間 平年比137%

今後の天候

1か月予報(降水量)

 向こう1か月は暖かい空気に覆われやすく、東・西日本、沖縄・奄美の気温は高い見込み。特に東・西日本は、期間の前半は気温がかなり高くなりそうだ。本州付近は低気圧や前線の影響を受けやすいため、向こう1か月の降水量は西日本で多く、東日本で平年並みか多い見込み。

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