【新型コロナ】8日の横浜市 2人死亡、101人感染

横浜市役所

 新型コロナウイルス感染症を巡り、横浜市は8日、入院していた80代女性2人が亡くなったと発表した。また、10歳未満~90代の男女101人の感染が新たに確認された。重症1人、中等症3人、調査中3人ほかは軽症また無症状で、58人の感染経路が不明。

 市によると、亡くなったのはいずれも基礎疾患のある市内在住の80代女性2人。クラスター(感染者集団)が発生した平成横浜病院(同市戸塚区)に入院していた女性は、4月7日にPCR検査で陽性と判明。同月11日に亡くなった。死因は心不全という。別の女性は4月9日に市内医療機関を受診し、抗原検査で陽性と判明。同21日に新型コロナにより亡くなったという。

 職員ら6人が感染したデイサービスでは、新たに利用者1人の陽性が判明。市はクラスターが発生したと認定した。

 クラスターが発生している別のデイサービスでは新たに1人の感染が判明し感染者は計9人に。市内の大学運動部では2人の感染が判明し計9人、横浜市立大学の運動部関連でも2人の感染が判明し計8人となった。

 感染経路が判明している43人中28人は、家庭内感染が疑われている。

© 株式会社神奈川新聞社