インディアンス打線爆発 新人・ビーバーは今季8勝目

【インディアンス12-5ロイヤルズ】@カウフマン・スタジアム

インディアンスは1点ビハインドの4回表に打線が繋がり、メルキー・カブレラ、ジェイソン・キプニス、グレッグ・アレンのタイムリーなどで5点を奪って逆転に成功。試合後半も着実に追加点を奪ってロイヤルズを突き放し、連敗を4で止めるとともに敵地でのロイヤルズ3連戦の被スイープを回避した。6番のカブレラは2安打3四球で全打席出塁を記録し、6番のキプニスは12号2ランを含む4安打4打点の大活躍でチームの勝利に大きく貢献。先発のシェーン・ビーバーは3本塁打を浴びて6回途中4失点ながら打線の援護に守られ、今季8勝目(2敗)をマークした。

インディアンスのテリー・フランコーナ監督は「今回のロード遠征は多くの選手にとってタフなものだった」と3勝4敗に終わった7試合のロード遠征を振り返った。フランシスコ・リンドーアやホゼ・ラミレスといった主力選手になかなか快音が聞かれず、苦しい戦いが続いたロード遠征だったが、この試合ではリンドーアが2安打2打点の活躍。カブレラ、キプニスといった下位打線の活躍もあり、地区最下位相手の被スイープは辛うじて回避した。「今日は選手たちがよく頑張ってくれた」とフランコーナ。「明日はオフだし、気持ちを切り替えてまた頑張るよ」と指揮官は次なる戦いに目を向けた。

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