ジュニスが8回3失点の力投 ロイヤルズサヨナラ勝ち

【ホワイトソックス3-4xロイヤルズ】@カウフマン・スタジアム

ロイヤルズ先発のジェイコブ・ジュニスは2点リードの3回表にアダム・エンゲルの6号ソロとダニエル・パルカの22号2ランで3点を失い、ホワイトソックスに逆転を許してしまったものの、8回99球3失点の力投を披露。ロイヤルズは6回裏にライアン・オハーンの10号ソロで3対3の同点に追い付き、10回裏には無死二塁のチャンスでアルシデス・エスコバーの送りバントに相手のエラーが絡んでサヨナラ勝利を収めた。10回表の1イニングを無失点に抑えたロイヤルズ3番手のジェイク・ニューベリーが今季2勝目(0敗)をマーク。ホワイトソックス先発のルーカス・ジオリトは7回3失点と先発投手の役割を果たしたが、チームの勝利には繋がらなかった。

10回裏無死二塁の場面でロイヤルズベンチはエスコバーに送りバントを指示。投手前に転がった打球をホワイトソックス3番手のジェンマー・ゴメスが三塁へ悪送球し、二塁走者のブライアン・グッドウィンがサヨナラのホームを踏んだ。俊足のグッドウィンは三塁が余裕でセーフになることを確信していたといい、「(ゴメスが三塁に送球したときは)少し驚いたよ」とコメント。「エスコバーが素晴らしいバントをしてくれたおかげさ」とエスコバーの絶妙なバントを勝因に挙げた。ロイヤルズはホームでの直近10試合で9勝1敗をマーク。ネッド・ヨスト監督は「得点する方法を見つけることができている」とチームの戦いぶりに手応えを感じている様子だった。

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