ファイアーズ好投で今季12勝目 アスレチックス5連勝

【アスレチックス3-2オリオールズ】@オリオール・パーク・アット・カムデンヤーズ

4連勝中のアスレチックスは、3回表にマット・チャップマンのタイムリー二塁打、クリス・デービスのタイムリー、スティーブン・ピスコッティのタイムリーで3点を先制。先発のマイク・ファイアーズは6回裏にジョナサン・ビヤーに13号ソロを浴びたものの、6回4安打1失点と好投し、リリーフ陣もオリオールズの反撃を1点に抑えて3対2で逃げ切った。好投したファイアーズは自己最多となる今季12勝目(6敗)をマークし、アスレチックスは5連勝で首位アストロズとの3ゲーム差をキープ。オリオールズは打線に元気がなく、球団史上ワースト6位となる103敗目を喫した。

日本時間8月7日にトレードでタイガースからアスレチックスに加入したファイアーズは、移籍後7試合に先発して5勝0敗、防御率2.72と期待以上の大活躍。ボブ・メルビン監督は「しっかり6イニングを投げて、リードを守ってくれた」と6回1失点の好投を称えた。これで今季の勝ち星は移籍前を合わせて12となり、アストロズ時代の2016年にマークした11勝の自己記録を更新。防御率3.29も100イニング以上を投げたシーズンでは自己ベストの数字であり、メジャー8年目にして自己最高のシーズンを過ごしていると言っても過言ではないだろう。この好調を維持できれば、レギュラーシーズンの残り試合、そしてポストシーズンでも大きな戦力となりそうだ。

© MLB Advanced Media, LP.