【NLDS】フリース逆転打 ドジャースNLCS進出決定

【ドジャース6-2ブレーブス】@サントラスト・パーク

ドジャースが2勝1敗で迎えたナ・リーグ地区シリーズ第4戦は、負ければ敗退のブレーブスが4回裏に逆転に成功したものの、ドジャースは6回表に2点、7回表に3点を奪って6対2と4点をリード。5番手の前田健太を含むリリーフ陣は合計4回2/3を無失点リレーでつないでこのリードを守り抜き、ドジャースが3勝1敗でブリュワーズとのリーグ優勝決定シリーズに駒を進めた。

ドジャースは初回にマニー・マチャドのタイムリー二塁打で幸先よく1点を先制。ところが、先発のリッチ・ヒルは4回裏に連続四球と送りバントで一死2・3塁のピンチを招き、チャーリー・カルバーソンこそサードゴロに抑えたものの、続くカート・スズキにレフトへの2点タイムリーを浴び、ブレーブスに逆転を許してしまった。

しかし6回表、ドジャースはブレーブス2番手のジョニー・ベンタースから二死1・3塁のチャンスを作り、デーブ・ロバーツ監督は代打にデービッド・フリースを起用。ブレーブスもベンタースに代えてブラッド・ブラックを投入したが、一塁走者のヤシエル・プイーグが二盗を決めたあと、フリースがセンターへの2点タイムリーを放ち、ドジャースがリードを奪った。

さらに7回表には5番手のチャド・ソボーカを攻め、無死1・2塁からマチャドがレフトスタンドへの3ラン。4点リードの8回裏に登板した前田は二死から連打で1・3塁のピンチを背負ったものの、代打のルーカス・デューダをセンターフライに打ち取ってピンチを凌ぎ、最後はクローザーのケンリー・ジャンセンが1イニングを三者凡退に抑えて試合を締めくくった。ブレーブスはリリーフ陣が踏ん張れなかったほか、打線にも元気がなく、2001年以来17年ぶりのリーグ優勝決定シリーズ進出に望みをつなぐことはできなかった。

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